箱根の観光地として有名な寺社

箱根観音福寿院

箱根観音福寿院は、鎌倉時代に道元が開創した禅宗の一派である曹洞宗の寺院です。こちらの観音さまは昔から地元のひとたちから厚い崇敬を受けてきました。その由来は江戸時代の初めまでさかのぼります。
京へ向かおうとしていた旅人が箱根の山を越えようと湯本から山道に差し掛かったとき、山賊に襲われた上、谷底に落とされたものの、すんでのところで途中の木に引っかかり九死に一生を得ました。この旅人は深く観音信仰をしていたそうで、また気づいたとき、あたりのぬくもりによって後に観音沢の霊泉として長命美人の湯といわれた温泉をみつけ、これを村人に知らせました。
その後、この旅人はこの場所にとどまって観音菩薩の仏像をお祀りする草庵を結び、村人から観音沢上人として尊敬されたそうです。
箱根観音として名高いこの福寿院はそのような由緒によっていまも広く親しまれています。
さて、この箱根観音福寿院には、ご利益高い観音様がいくつかお祀りされています。まずは、跨ぎ撫で観音です。こちらは福寿院の本尊である開運出世慈母観音菩薩の分身としてインドの修行僧によって刻まれたもので、この仏像を跨いで病気で悪い同じ場所を撫でれば次に参拝するまでに病が良くなっているといわれています。
また、清滝浄行観世音は、商売繁盛や勝負事はもちろん、とくに宝くじに霊験あらたかとしてひそかに人気がある観音様です。大正時代の関東大震災のときもこの福寿院の辺りは被害がなく皆無事だったことから、ますます篤い信仰がなされるようになったとこのことでした。
場所は箱根湯本駅から須雲川をたどる旧街道沿いにあります。

 

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